このページでは、ハワイ現地で両替するのとクレジットカードでキャッシングするのとでは、どちらがお得なのかをまとめました。
- ハワイ現地で両替するか、キャッシングするか迷ってる。どっちが得か、実際のところを知りたいな。
- 初めて海外でキャッシングをするんだけど、手数料を知りたい!
- 海外キャッシングをしたいんだけど、少しでもお得にする方法は?
という人向けの内容です。
「海外旅行に行くときは、両替するよりキャッシングした方がお得」と聞いたことがあるのではないでしょうか?
たしかに、キャッシングの方が手数料が安くすむことも多いのですが、ハワイに限っては、わたしの経験上の答えは「条件による」です。
ということで、今回は
「どんな場合に両替よりキャッシングのほうが得なのか」「どうしたらキャッシングの手数料をより低くおさえられるのか」をわかりやすくお伝えしていこうと思います♪
さらっと読んでもらえれば、ハワイに行ったときに迷わずにドルを手に入れられるハズ!
マイミ
クマ
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ハワイでの両替orキャッシング、どちらが得かは条件による理由
ハワイ現地で現金を調達するときに、両替とキャッシングとでは「絶対にこっちが得」とは言い切れません。
両替とキャッシングにはそれぞれ手数料がかかり、その手数料は
- 現地のどの両替所か
- キャッシングをするクレジットカードの種類
によって異なるからです。
なので、両替所の手数料のほうがキャッシングの手数料より安ければ、両替のほうが得。
逆に、キャッシングの手数料のほうが両替所より安ければ、キャッシングのほうが得。
現地での両替手数料が高い国では、明らかにキャッシングのほうが得な場合もあります。
しかし、ドルに限っては「どちらとも言えない」というのが実情です。
ハワイで両替するかキャッシングするか迷った時の判断方法
両替するかキャッシングするかで迷ったら、キャッシング手数料を計算した上で、「1ドルあたりいくらになるのか」を実際に計算してみると判断することができます。
キャッシングした時の1ドルあたりの日本円がわかれば、両替所で提示されているレートと比べることができますよね!

ハワイなど海外でのキャッシングにかかる手数料は
- 海外ATM利用手数料
- 利息
の2つを合計した金額になります。
ここでいう海外ATM利用手数料とは、カード会社が取る手数料のこと。
キャッシングの場合は、ATMを設置しているオーナーが取る「ATM設置者手数料」はかかりません。
たとえば、クレジットカードの海外ATM利用手数料が216円で
- 300ドルをキャッシング
- 30日後に一括返済
する場合。
- 海外ATM手数料=216円
- 利息=33,000円×18%÷365日×30日=488円
支払総額=33,000円+216円+488円=33,704円
(※換算レート:1ドル=110円と仮定)
1ドルあたりの日本円=33,704÷300=112.34円
つまり、この場合はハワイ現地の両替所のレートが1ドル112.34円より高ければ、キャッシングのほうがお得という計算になります。
ただし、キャッシングのデータはカード会社に届いた日のレートで計算されます。
為替レート(1ドルが日本円でいくらなのか)は日々変わるので、おおよその比較ができるということです。
海外キャッシングの手数料を安くする方法
海外キャッシングの手数料を少しでも安くしたい場合は
- 海外ATM手数料が安い
- 一括返済ができる
- 繰り上げ返済ができる
- 換算レートがいいブランド(JCBかMastercard)
という条件を満たしたクレジットカードを選ぶことが必要です。
先ほどと同じ300ドルでも、たとえば「海外ATM手数料が108円」「キャッシング利用後5日で繰り上げ返済」でキャッシングできれば、計算するとそのお得さがわかります。
- 海外ATM手数料=108円
- 利息=33,000円×18%÷365日×5日=81円
支払総額=33,000円+108円+81円=33,189円
(※換算レート:1ドル=110円と仮定)
1ドルあたりの日本円=33,189÷300=110.63円

ハワイで両替とキャッシングはどっちが得?まとめ
「ハワイで両替とキャッシングはどっちが得?カードの種類と条件によって違う話。」をお伝えしました。
どちらが得なのか判断するためには、まずは今自分が持っているカードの海外キャッシング手数料を把握することが大切です。
もし、今のクレジットカードが「海外ATM手数料が高い」「繰り上げ返済ができない」というものであれば、この機会に見直してみるのがおすすめです。
そうすることで、今までの旅行よりお得に現地の通貨を手に入れることができますよ!