
どのトロリーを使えばいいか迷っている人は必見ですよ!
ハワイ・オアフ島の移動手段といえば、トロリーバス。
公共バス「ザ バス」に乗るよりも、気楽に乗り降りできる上、開放的な座席が気持ちいいんです。
とは言っても
- ハワイのトロリーっていろんな種類がありそうだけど何が違うの?誰でも乗れる?
- 行きたい観光スポットがあるんだけど、どのトロリーを選べばいい?
- トロリーによってルートや料金は違うの?
など、知っておきたいこともでてきますよね。
そこでこのページでは、トロリーを調べまくって乗りまくった経験をもとに、ハワイ・オアフ島のトロリーについてあれこれ比較してみました。
さらっと読んでもらえれば、あなたにぴったりのトロリーがみつかるハズ!
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タップできる目次
ハワイのトロリーとは
トロリーは、バスタイプの乗り物で、ワイキキとその周辺を移動する手段のひとつです。
観光スポットと主要ホテルを結ぶいくつかのルートがあり、簡単に行きたい観光スポットまで行くことができます。
窓がないタイプのトロリーでは、トロリーにゆられながら、ハワイの街並みを眺めるという楽しみ方も可能。

トロリーからカカアコ「ウォールアート」の眺め

もちろん、公共のバス「ザ バス」でも移動することができますが、わたし達観光客にとっては、降りたいバス停がわかりにくかったり降りる合図のタイミングが難しかったり。
トロリーでは決まった停留所に泊まるので、乗り降りが簡単なのも嬉しいポイントです。
ハワイを走っているトロリーの種類と特徴
ハワイで走っているトロリーには、以下の4つの種類があり、運行している会社によってその名前が異なります。
トロリーの名前 | 運行会社 |
---|---|
LeaLea(レアレア)トロリー | HIS |
OLIOLI(オリオリ)トロリー | JTB |
レインボートロリー | JALパック |
ワイキキトロリー | 現地企業 |
※オリオリトロリーは、ルートによって「HiBus」「電気バス」「トロリー」の3つが運行。
同じように見えるトロリーでも、どの会社が運行しているかによって、その特徴は大きく違ってきます。
LeaLeaトロリー(レアレアトロリー)
特徴
- ルートと停留所の数が最多
- HISのCiaoパッケージツアー利用で全ルート無料乗り放題
- HISを使わなくてもチケット購入可能
- 利用者が多く、ルートや時間帯によって混雑している
レアレアトロリー最大の特徴は、4種類のトロリーの中で、ルートの数と停留所が一番多いこと。
ワイキキ周辺の観光スポットやグルメスポットは、すべて行くことができるといっても過言ではないほどです。
HISのCiaoパッケージツアーを利用すると、「ゴールドパス」にあたる、全13ルートのレアレアトロリーが無料で乗り放題。
13ルートを乗りこなせば、ワイキキ近郊だけでなく、海の景色がステキなオアフ島南東部に行くのも楽ちんです。

オアフ島南東部の海の景色
HISを利用していなくても、チケットを買えば乗ることができるトロリーですが、1日乗り放題チケットは少々割高。
チケットだけを買う場合は、7日間または14日間乗り放題チケットがおすすめです。
また、レアレアトロリーの難点として、人気のルートや時間帯は混雑することがあげられます。
とは言え、ルートや停留所の多さはダントツ。
アクティブに観光やグルメに出かけたい場合は、一番使い勝手のいいトロリーです。
レアレアトロリーは、HISのCiaoパッケージツアーを利用することで無料で乗ることができます。
HIS公式サイト
OLIOLI(オリオリ)トロリー
特徴
- レアレアトロリーの次に多いルートと停留所数
- JTBのツアー利用で無料乗り放題
- ツアー以外でもJTBの利用でチケット購入可能
※乗り放題のルートの数は、ツアーの種類によって変わります。
※オリオリの乗り物は「トロリー」「HiBus」「電気バス」の3種類が運行。当ブログでは、3つまとめてわかりやすく「トロリー」と呼んでいます。
オリオリトロリーは、JTBのハワイツアーを利用するとワイキキ周辺の6ルートが無料で乗り放題。
ハワイのツアーの中でも、ルックJTBを選ぶことで、ワイキキ郊外に行くシャトルバス6ルートからも無料でチョイスすることができます。

出典:
ツアーではなく、JTBで航空券やホテルのみ予約&購入をしても、オリオリトロリーを利用することが可能。
この場合は、ワイキキ周辺の6ルートの乗り放題チケットのみ購入することができます。
JTBのツアーは、季節によっては他の旅行会社に比べて高いことが難点。
しかし、JTBならではのサービスがそろっていたり、割安なプランも登場しています。
JTB公式サイト
レインボートロリー
特徴
- 基本は4ルートで、停留所数ともに最少
- JALパックまたは阪急交通社のツアー利用で無料乗り放題
- 混雑がなく、すいている
※レインボートロリーは、2020年4月1日から、JTBが運行している「オリオリトロリー」「HiBus」「電気バス」になります。
ルートの数は基本的には4ルートと少ないものの、利用できる人が限られているので、混雑がなくすいているのが特徴。
行きたい観光スポットが決まっていたり、ハワイの滞在期間が短い場合は、レインボートロリーでも十分楽しむことができます。
レインボートロリーは、JALのハワイツアーまたは阪急交通社のハワイツアーを利用すると無料で乗り放題になるトロリーです。
チケットのみの販売はなく、上記どちらかのツアーに申し込んだ人しか乗れません。
JAL公式サイト
ワイキキトロリー
特徴
- チケットを購入することで誰でも利用可能
- 各国の観光客が利用しており、ルートと時間帯によっては混雑している
ワイキキトロリーは、どこかの旅行会社を利用すれば無料になるトロリーではなく、専用のチケットを購入することが必要です。
なので、日本人観光客だけではなく、さまざまな国の観光客が利用しているのが大きな特徴。
ワイキキからアラモアナセンターをつなぐ「ピンクライン」は、JCBカードを提示すると無料で乗ることができるので、地元の人も利用しています。
1日乗車券は割高ですが、「4日間乗り放題」「7日間乗り放題」チケットを使い倒すのであれば、検討する余地大。
公式サイト
ハワイのトロリーの選び方と比較
ハワイで、どのトロリーを利用するかは
- 行くことができる観光・グルメ・ショッピングスポット
- 料金
- 運行しているツアー会社
の3つの面を考えて選ぶのがおすすめです。
行けるスポットで比べる
主な観光・グルメ・ショッピングスポットを、それぞれ「あいうえお順」で表にしました。
「〇」はすぐ近く停留所があるトロリー、「×」は停留所がないトロリーをあらわしています。
(「〇※」は、運行しているツアー会社の指定ツアーに参加、または別途料金で行ける観光スポットです。)
観光スポット
見出し(上) | レアレアトロリー | オリオリトロリー | レインボートロリー | ワイキキトロリー |
---|---|---|---|---|
カイルアタウン | × | 〇※ | 〇※ | × |
カカアコ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ココヘッド | 〇※ | × | × | × |
シーライフパーク | 〇※ | 〇※ | × | 〇 |
ダイヤモンドヘッド | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ダウンタウン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
チャイナタウン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ハナウマ湾 | 〇※ | 〇※ | 〇※ | 〇 |
ハレイワタウン | × | 〇※ | 〇※ | 〇※ |
ハワイ出雲大社 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
パールハーバー | × | × | 〇※ | 〇 |
ホノルル動物園 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ホノルル美術館 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マカプウトレイル | × | 〇※ | × | × |
ワイキキ水族館 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ワード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
グルメスポット
見出し(上) | レアレアトロリー | オリオリトロリー | レインボートロリー | ワイキキトロリー |
---|---|---|---|---|
エッグスン・シングス (サラトガ店) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カフェ・カイラ | 〇 | 〇 | × | 〇 |
サニーデイズ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ソルト・アット カカアコ |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ニコスピア38 | 〇 | × | × | 〇 |
パイオニア・サルーン (モンサラット店) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
レナーズ | 〇 | 〇 | × | 〇 |
KCC ファーマーズマーケット |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
53バイザ・シー | 〇 | × | × | × |
ショッピングスポット
見出し(上) | レアレアトロリー | オリオリトロリー | レインボートロリー | ワイキキトロリー |
---|---|---|---|---|
アラモアナセンター | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
インターナショナル マーケットプレイス |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ウォルマート ホノルル店 |
〇 | × | × | × |
オハナ・ハレ マーケットプレイス |
〇 | × | × | 〇 |
カハラモール | 〇 | 〇 | × | 〇 |
ドン・キホーテ | 〇 | × | × | × |
ロイヤル ハワイアンセンター |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ワイケレプレミアム アウトレット |
× | × | × | 〇※ |
ワードセンター | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Tギャラリア byDFS |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
料金で比べる
レインボートロリーは、チケットのみの販売をしていないので、3つのトロリーを比較しました。
1日乗り放題 | 4日間乗り放題 | 7日間乗り放題 | 14日間乗り放題 | |
---|---|---|---|---|
LeaLea(レアレア)トロリー | 大人:29ドル 子供:19ドル |
なし | レギュラーパス 大人:49ドル 子供:39ドル ゴールドパス 大人:79ドル 子供:64ドル |
レギュラーパスのみ 大人:89ドル 子供:69ドル |
OLIOLI(オリオリ)トロリー | なし | なし | 大人:50ドル 子供:45ドル |
なし |
ワイキキトロリー | 大人:45ドル 子供:25ドル |
大人:65ドル 子供:40ドル |
大人:75ドル 子供:49ドル |
なし |
LeaLeaトロリー補足
子供料金は2歳~11歳。
ゴールドパスは、13ルートすべてが乗り放題。
レギュラーパスは、「東オアフ絶景観光ライン」「ココヘッドハイキング/ハワイカイショッピングライン」「アラモアナビーチサンセットドライブ」以外の10ルートが乗り放題です。
「東オアフ絶景観光ライン」「ココヘッドハイキング/ハワイカイショッピングライン」「アラモアナビーチサンセットドライブ」は、それぞれ1日乗車券として販売されています。
ルート名 | 料金 |
---|---|
東オアフ絶景観光ライン | 大人:29ドル 子供:19ドル |
ココヘッドハイキング/ハワイカイショッピングライン | 大人:29ドル 子供:19ドル |
アラモアナビーチサンセットドライブ | 大人:25ドル 子供:15ドル |
オリオリトロリー補足
子供料金は2歳~11歳未満。
ワイキキトロリー補足
子供料金は3歳~11歳。
ピンクライン・イエローラインは、乗り放題チケットとは別に、それぞれ片道2ドルで乗車可能です。

レアレアトロリーはこんな人におすすめ
- アクティブに観光やグルメスポットに出かけたい
- ツアー会社はHISがいい
- 個人手配で1週間くらいハワイに行く予定
オリオリトロリーはこんな人におすすめ
- 観光やグルメは余裕を持ってのんびり回りたい
- ツアー会社はJTBがいい
- 個人手配だけど航空券やホテルの予約はJTBを使う
レインボートロリーはこんな人におすすめ
- ハワイに行くのが初めて
- ツアー会社はJALパックまたは阪急交通社で申し込む予定
- 人混みが苦手
ワイキキトロリーはこんな人におすすめ
- アクティブに観光やグルメスポットに出かけたい
- 個人手配でハワイに行く
- ハワイの滞在は4~7日くらい
ハワイのトロリーまとめ
「【どれがおすすめ?】ハワイのトロリー4種を比較!特徴・行ける観光スポット・料金はコレ!」についてお伝えしました。
トロリーを選ぶときには、
- 観光したい場所と数
- ハワイに滞在する期間(またはトロリーで観光に出かけたい日数)
- 自分の旅行スタイル(アクティブに動きたいのか、ゆっくりでも優雅にしたいのか)
をふまえて選ぶことがポイントです。
それでは、トロリーでのハワイ観光を楽しんできてくださいね!