ハワイアン航空のエクストラコンフォートは、エコノミークラスの値段に15,000円をプラスすることで、エコノミー席からアップグレードができる席。
ビジネスクラスまでは乗れないけど、せっかくのハワイ旅行。
「エクストラコンフォートだったらアップグレードしてみようか」と思うこともありますよね。
とは言っても
- エクストラコンフォートとエコノミーは何が違うの?
- エコノミークラス同じところもあるの?
- エクストラコンフォートの予約や、エコノミーからの変更方法は?
など、知っておきたいことが出てくるのではないでしょうか。
そこでこのページでは
- エクストラコンフォートとエコノミーの違い
- エクストラコンフォートとエコノミーが同じところ
- エクストラコンフォートの予約とアップグレード方法
について、実際にエクストラコンフォートに搭乗した感想を交えながらまとめてみました。
さらっと読んでもらえれば、ハワイアン航空のエクストラコンフォートについてしっかり予習ができるハズ!
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ハワイアン航空のエクストラコンフォートとエコノミーの違い
ハワイアン航空の、エクストラコンフォートとエコノミーの違いは、大きく分けて以下の3点です。
- 座席の広さと設備
- 優先サービス
- アメニティ
座席の広さと設備
広さ
ハワイアン航空のエクストラコンフォート最大の特徴は、エコノミー席に比べて、足元が広いことです。
身長161cmのわたしの場合は、足をピンと伸ばしても余裕があるほど。
身長173cm、さらに体格が大きい場合は、足をピンとのばすまではできなかったものの、エコノミーよりはかなりラクそうな体勢です。
エクストラコンフォートのシートピッチは約91.44cm、エコノミーのシートピッチは約78.74cmなので、その差は12.7cm。
数字にするとあまり差がないように感じるのですが、実際に座ると、12.7cmが大きな差だということがよくわかりました。
エクストラコンフォート席
エコノミー席
設備
エクストラコンフォート席それぞれに、電源コンセントがあります。
ただしモニター横にもUSBポートがあるので、電源のコンセントは個人的には、そこまでメリットは感じないかなぁという感じ。
USBポートは、エコノミー席にもついています。
優先サービス
エクストラコンフォートに搭乗する場合、
- 保安検査場で優先レーンが使える
- 搭乗ゲートで優先搭乗できる
という2つの優先サービスがあります。
優先レーン
保安検査場で、長い列を並ばなくても、優先的に手荷物と身体のセキュリティチェックを受けることができます。
ただし、日本の空港には優先レーンはなく、利用できるのはハワイだとホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)のみ。
ホノルル空港の優先レーンは「GOLD LANE(ゴールドレーン)」と呼ばれています。
GOLD LANEの利用可能時間はターミナルによって異なるので注意が必要。
- 第1ターミナル:営業時間内
- 第2ターミナル:8時15分~14時30分
優先搭乗
優先搭乗は、「ZONE2」で、ビジネスクラスの次に搭乗ができます。
個人的な感想ではありますが、優先搭乗でよかったと感じることは以下の3点。
- 搭乗ゲートで並ばずに搭乗できる
- 荷物を上にあげるときに、通路を通る人のジャマにならないですむ
- 飛行機を降りるときはビジネスクラスの次に降りられる
ただし早く座席に座ったからといっても、ドリンクサービスなどがあるわけではないので、優先搭乗は大きなメリットにはならなそう。
とは言え、預け荷物の受け取りのときターンテーブルで待っていると、おそらくビジネスクラスの次くらいに早めに出てきました。
偶然だったかもですが、往復ともに早めに受け取ることができたので、エクストラコンフォートだと荷物受け取りの優先もあるのかも!?
アメニティ
エクストラコンフォートで配られるアメニティは、エコノミークラスで配られるアメニティよりも充実しています。
エクストラコンフォートのアメニティ(行きの便)
アメニティの内容の違いは、以下の表のとおり。
- アイマスク
- イヤホン
- 耳栓
- ティッシュ
- 歯ブラシセット
- リップクリーム、ハンドクリーム、保湿ミスト
- くし
- ボールペン
- アイマスク
- イヤホン
- 耳栓
帰りの便では、ポーチが違うタイプに。
内容も少しだけ異なり、行きのアメニティの内容に、サンゴに害のない日焼け止めがプラスされていました。
エクストラコンフォートのアメニティ(帰りの便)
エコノミークラスのアメニティはポーチではなく、紙製の入れ物に入っています。
エコノミークラスのアメニティ
ハワイアン航空のエクストラコンフォートとエコノミーの同じところ
ハワイアン航空のエクストラコンフォートとエコノミーで、同じ点もいくつかあります。
- ラウンジの有無
- 荷物の大きさと重さ、個数制限
- 機内食とドリンクメニュー、枕と毛布
- 機内コンテンツとUSBポート
ラウンジの有無
エクストラコンフォート席に乗るという理由だけでは、利用できるラウンジはありません。
ビジネスクラス以上、またはクレジットカード特典や、航空会社の上級会員特典を生かしてラウンジを利用するのみ。
荷物の大きさと重さ、個数制限
エクストラコンフォートでもエコノミーでも無料で預け入れできる荷物の大きさ・重さ・個数は同じ。
日本とハワイを結ぶハワイアン航空の路線では、以下の条件です。
- 最大サイズ(長さ+幅+高さ): 62インチ(157cm)
- 最大重量: 50ポンド(23kg)
1個目 無料 2個目 無料 3個目以降(1個あたり) US $150
機内食とドリンクメニュー、枕と毛布
機内食とドリンクのメニュー、枕と毛布もエコノミー席と同じです。
少しは違いがあってもいいのでは、とも思うのですが、15,000円ではキビシイのかもですね。
機内コンテンツとUSBポート
モニターで楽しめる映画や音楽などの機内コンテンツ、USBポートが利用できることも、エコノミー席と同じ内容です。
CAさんに関しては、エクストラコンフォート席とエコノミー席とで担当は分かれているようですが、サービスの内容は同じ。
「ハワイアン航空には陽気で明るいスタッフが・・」なんてことも聞きますが、出会ったことがない(笑)。
ビジネスクラス以上には、いらっしゃるのかもですが・・。
(スマイルはなく、ただ業務をテキパキこなすだけ、みたいな雰囲気の人が多い気がします。)
ハワイアン航空エクストラコンフォートの値段、予約や変更方法
値段
ハワイアン航空のエクストラコンフォートは、エコノミークラスの値段に15,000円を追加した値段です。
15,000円の追加料金は、片道1人分。
ハワイで追加料金を支払う場合は、125ドル。
為替によってはドルで払った方が安いので、復路分はハワイで買うのがおススメです。
日本の発着便の場合、以下の4空港とハワイを直行で結ぶ路線に使われている飛行機の機種「エアバスA330機」にエクストラコンフォート席があります。
- 羽田空港
- 成田国際空港
- 関西国際空港
- 新千歳空港
予約や変更方法
予約
ツアーで行く場合、申し込み時点でエクストラコンフォート席の予約をしたいときは、それに対応している旅行会社で申し込みをする必要があります。
2019年12月時点で、エクストラコンフォート確約プランがある大手旅行会社は「HIS」「JTB」「クラブツーリズム」「旅工房」の3社。
個人手配で行く場合は
- ハワイアン航空のウェブサイト(またはスマホアプリ)にアクセス
- ハワイアン航空のコールセンターに電話
することで予約ができます。
「Surprice」や「Skyticket」などの航空券予約サイトでは、ハワイアン航空のエクストラコンフォート席が検索結果に出てきたことがありません・・。
(知らないだけかもですが・・「航空券予約サイトで予約できるよ」って知ってる方いたら教えてくださ~い)
変更
エコノミー席を予約した後に、エクストラコンフォート席に変更する方法は、以下の3通りがあります。
- ハワイアン航空のウェブサイトで変更
- ハワイアン航空のコールセンターに電話して変更
- 当日、ハワイアン航空のチェックインカウンターで変更
エクストラコンフォート席の11列目A・B・H・Jと14列目A・B・H・Jは人気があるので、これらの列を希望する場合は
- 最初からエクストラコンフォートを予約
- エコノミーを購入後、早めにエクストラコンフォートにアップグレード
するのがおススメ。
ブルーの席がエクストラコンフォート。
ピンクの席がエコノミー。
わたしの場合は、「Surprice」などの航空券予約サイトを利用して、その時の最安値でチケットを予約。
後日、エクストラコンフォートに変更をしています。
個人手配で行く場合は、最初からハワイアン航空で直接予約するより、航空券予約サイトを通して予約した方が安いことが多い♪
ハワイアン航空エクストラコンフォートに搭乗した感想
「ハワイアン航空のエクストラコンフォートはアリ?!搭乗レビュー!」についてお伝えしました。
ハワイアン航空のエクストラコンフォート席は、エコノミー席より足元が広く、ゆったりと座れるのが最大の特徴です。
エコノミー席だと毎回貧血っぽくなってしまうわたしでも、エクストラコンフォート席では、まったく貧血にりそうな気配もなく飛行機をのり終えることができました。
エコノミー席と同じ点もあって15,000円の追加料金は高いという意見も聞きますが、機内での体勢がラクなぶん、ハワイ到着初日から元気に遊ぶことが可能。
到着初日の体力を考えると、個人的には「ハワイアン航空のエクストラコンフォートはアリ!」と感じています。
エクストラコンフォート確約ツアーがある旅行代理店