
このページでは、ハワイ・オアフ島にあるピンクピルボックスへの行き方と、登頂した感想や登り方についてまとめています。
注意点も書いているので、ピンクピルボックスに行こうか悩んでいる人は参考にしてくださいね!
ピンクピルボックスは、オアフ島で一番の絶景といっても過言ではない景色が見られるスポット。
オアフ島の西側にあり、ワイキキから行きづらいものの、絶景好きな人には行ってみてほしい場所です。
とは言っても
- どうやって行くのがいい?駐車場はある?
- バスでも行けるの?
- 行くときに注意することは?登るのは大変?
など、気になることが出てきますよね。
そこで、実際にピンクピルボックスに行った経験をもとに、ピンクピルボックスおすすめの行き方や注意点をまとめました。
サラッと読んでもらえれば、ピンクピルボックスをもっと楽しめるハズ!
ピンクピルボックスツアー
タップできる目次
ピンクピルボックスとは
ピンクピルボックスとは、壁がピンク色にぬられたコンクリート製の建物のことです。
水平線をみわたせる眺めのいい場所に建っており、青い海と空に映えるピンク色のコントラストが美しく、インスタグラムでも話題になった観光スポット。


私が撮った写真だよ。無断転載しないでくれると嬉しいな。
ピルボックスは戦争中に使われた建物で、現代になってから、乳がんのピンクリボン運動を広めるためにピンク色にぬられたと言われています。

ピンクピルボックスの中に入ってみると、また違った雰囲気の景色を眺めるのも可能。


屋根の上でジャンプをして写真を撮ったり、中に入って寝ころんでみたり。
いろいろな写真を撮って楽しめるのも人気の理由です。
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このピンクピルボックスがあるのは、ハワイ・オアフ島の西側。
「Nanakuli(ナナクリ)」という地域と「Maili(マイリ)」という地域のあいだにあります。
「ピンクピルボックス」と呼ばれていますが、グーグルマップ上では
- 「マイリ・ピルボックス」(日本語の場合)
- 「Pu’u O Hulu」(英語の場合)
という名前で登録されています。
ピンクピルボックスおすすめの行き方
ピンクピルボックスへは、レンタカーまたはオプショナルツアーで行くのがおすすめです。
公共バス「ザ バス」でも行くことができますが、ワイキキからだと片道約2時間。
乗り換えがあり、治安に注意したいエリアでもあるため、少し大変です。
ハワイでの運転に慣れている人はレンタカー、オアフ島西側に行くのが初めての人はオプショナルツアーがおすすめ。
レンタカーで行く場合でも、西側に行くのが初めての人は、この後に書いた注意点を参考にしてから出発してくださいね!
レンタカーで行く
ワイキキからの所要時間は約1時間。
途中で渋滞があると、1時間半ほどかかります。
カーナビやGoogleマップのナビ機能で行く場合、目的地は「ウェストサイド・ピルボックス(Westside Pillbox)」と入力します。
道順
ワイキキを出発してからH1フリーウェイに乗るまでの所要時間は、渋滞にもよりますが、10~15分。
H1フリーウェイを走ること約40分。そのまま道なりに走ると、ファーリントン・ハイウェイに続きます。
ファーリントン・ハイウェイを、そのまま約10分走っていきます。
T字路を右折し、「カウカマ・ロード」という道に入ります。
右折の場所はこの写真のT字路のところ。
右折後、約500m進んだ右側に、ピンクピルボックスへの登山口があります。

駐車場
ピンクピルボックス専用の駐車場はありません。
登山口の目の前にある路肩(下の写真の場所)に、車を停める人が多いですが、注意が必要です。
このときは、窓ガラスを割られた跡(水色の破片)があり、車上荒らしがあったのではと考えています。

この場所に限らずですが、ハワイで車を停めて離れる時は、以下の注意が必要です。
- 貴重品は必ず持って出る
- 外から見える位置に荷物を置かない
- 車を停めてからトランクに荷物を移動しない
たとえ貴重品が中に入っていなくても、バッグが外から見えると、車上荒らしや車の盗難率が高くなります。
トランクに荷物を移動しているのを見られてしまうと、これも車上荒らしや車の盗難の原因に。
また、明るいうちに帰ってこれるプランにしてくださいね。
オプショナルツアーで行く
ピンクピルボックスのオプショナルツアーは、
- ワイキキから距離があってもホテル送迎でラク
- 治安面も安心なガイド付き
が大きな特徴です。
出発時間の融通はきかないものの、他のスポットも周れるなど、効率よく観光できるツアーもあります。
好きな時間に好きな場所を周れる貸切ツアーも増えているので、あなたに合うものを探してみてください。
ピンクピルボックスツアー
ザ バスで行く
先ほどお伝えしたように、バスで行くのはあまりおすすめできません。
時間はかかるものの、7.5ドルで行って帰ってこれるのは魅力。
ザ バスの乗り降りに慣れていて、時間にも余裕がある場合は、トライしてみてもいいかもしれませんね!
参考までに、ワイキキからピンクピルボックスへのバスでの行き方を紹介します。
まずは、クヒオ通りのバス停から、以下の6つのルートのどれかに乗車、途中で一度乗り換えます。
- 2番「School St – Kalihi Transit Center」行き
- 8番「Ala Moana Center」行き
- 13番「LILIHA – Puunui」行き
- 20番「Airport-AZ Memorial-Stadium-Pearlridge」行き
- 42番「EWA BEACH via Arizona Memorial」行き
- E「CountryExpress! EWA BEACH」行き
それぞれのルートの降りるバス停を表にしました。
降りるバス停 | |
---|---|
2番「School St – Kalihi Transit Center」行き | |
8番「Ala Moana Center」行き | |
13番「LILIHA – Puunui」行き | |
20番「Airport-AZ Memorial-Stadium-Pearlridge」行き | |
42番「EWA BEACH via Arizona Memorial」行き | |
E「CountryExpress! EWA BEACH」行き |
どのバス停で降りたとしても、「Cルート」のバスに乗り換えます。
最後に降りるバス停は、「Farrington Hwy + Kaukama Rd」。
来た道を少し戻り、「Kaukama Rd.(カウカマロード)」という道を左に曲がります。
左折後、約500m進んだ右手側が、ピンクピルボックスの登山口。
バスで行く場合は、以下のことを気をつけてくださいね。
- バスの乗り換えと、下車後歩くとき、ひったくりや強盗に注意
- スリにそなえてバスの中では寝ない
- 明るいうちに帰ってこれるように
ピンクピルボックスツアー
ピンクピルボックス登頂レビュー
ここからは、ピンクピルボックスへの登山道と、ピンクピルボックスの屋根への登り方についてお伝えしていきます。
①登山口からピンクピルボックスまで
この日、車でワイキキを出発したのは午前11時頃。
12時30分、ピンクピルボックスの登山口に到着しました。

フリーウェイに乗るまでが渋滞してた!
ピンクピルボックスの登山口は、「カウカマ・ロード(Kaukama Rd.)」という道に面していますが、看板などは出ていません。


登り始めてすぐは、それほど急な坂ではありませんが、ところどころ岩が出ておりボコボコした道です。
少し登ったところで振り返ると、少しずつ景色が開けてくるのが分かります。

さらに進むと道が細くなり、11月中旬は葉っぱが元気に茂っていました。
短パンで行ってしまったので、足にあたってカユイ・・笑。

そしてこの辺りから、大きい段差が出てきたりグラグラしている岩があったりと、足元が不安定になっていきます。


たとえワイキキが曇っていたり雨が降っていたりしても、オアフ島の西側は晴れていることが多い地域。
昼間の暑い時間帯に行ってしまったこともあり、かなり暑かったです。
マイミ
クマ
マイミ
汗がしたたる頃に、木陰に到着。
大きな木が、ちょうど日かげを作ってくれています。
休憩を終えて、さらに登っていくと、標高が高くなってきたのがわかります。
カーブを曲がり、この景色が見えてきたらもう少し!
「ひらけてきた!」と思ったら、まずは何色にも塗られていない最初のピルボックスに到着。
そこから登りすすめると、オレンジ色のピルボックスが見えてきます。
ここからもいい眺め!

オレンジ色のピルボックス
オレンジ色のピルボックスにも入ることができます。

オレンジのピルボックスからの眺め

オレンジのピルボックスの中
そして、このオレンジのピルボックスから少し上にのぼると、ピンクピルボックスに到着!!
登山口からここまでは、約30分でした。
ピンクピルボックスの中も、ピンク色にぬられています。

ピルボックスの中

ピンクピルボックスの中からの眺め

②ピンクピルボックスの屋根の上へ
ピンクピルボックスの屋根の上には、ここから屋根に登っている様子。
石が積んであり、ここを踏み台にしているんですね。
身長161cmのわたしは、石を踏み台にしても簡単には登れず、腕に力を入れてよじ登る形になりました。
ピンクピルボックスの、海に向かって左側は崖なので、屋根の上に登るときは足元に気をつけてくださいね。
インスタグラムなどでよく見かける「ALOHA」は、オレンジのピルボックスの屋根にあるペイントです。
ピンクピルボックスからの帰りは、来た道と同じ道を通って下山します。
くだりにかかった時間は、登りと同じ約30分でした。
ピンクピルボックスに行くときの持ち物と服装
ピンクピルボックスの登山「ピンクピルボックストレイル」は、かなり大変というわけではなく、しっかり事前に準備することで快適に楽しむことができます。
持ち物
必ず持って行きたいのは
- 飲み物
- 汗をふくタオル
- カメラ、スマートフォン
の3つ。
日焼けが気になる場合は、日焼け止めも必須です。
オプショナルツアーで、マーメイドケーブやシュノーケリングにも行く場合は
- 水着
- 着替え
- バスタオル
を持っていきましょう。
(※ツアーによっては、水着を事前に着ることをすすめている場合があります。)
服装
服装は、動きやすいものなら何でも大丈夫ですが、靴はスニーカーがおすすめです。
天気が良さそうであれば、帽子やサングラスを装備していくと快適。
日焼けや葉っぱが体に当たるのが気になる人は、ラッシュガードやレギンスを着ていくと安心です。
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「【必ず見るべき絶景!】ピンクピルボックスおすすめの行き方と登頂レビュー!」についてお伝えしました。
ピンクピルボックスは、オアフ島で1番と言っても過言ではない絶景を見られるスポットです。
ハワイでの運転に慣れている・治安に詳しい場合はレンタカー、ハワイに初めて行く場合はオプショナルツアーで行くのがおすすめ。
また、飲み物や服装などの準備をしていくと、より快適に観光できます。
青い空と海に浮かぶようなピンクピルボックスを、ぜひ楽しんできてくださいね!
ピンクピルボックスツアー