このページでは、吉野海岸のシュノーケルや施設の情報についてまとめています。
吉野海岸は、たくさんのサンゴや熱帯魚、運がよければウミガメも見ることができる、宮古島の人気シュノーケルスポットのひとつです。
波打ちぎわに近い浅瀬から密集しているサンゴは、ぜひ見てほしい海の中の絶景。
とは言っても
- 海の中ってどんな感じ?行く前にシュノーケル中のイメージをつかんでおきたい。
- レンタルや海の家はある?持って行ったほうがいいものは?
- 駐車場はある?トイレやシャワーは?
など、知っておきたいこともでてきますよね。
そこで今回は、吉野海岸で実際に遊んできた経験をもとに、いろいろな情報をまとめてみました。
吉野海岸でシュノーケルをするときに気をつけたほうがいいと感じたこともあったので、それもあわせてお伝えしますね。
さらっと読んでもらえれば、吉野海岸で、より快適にシュノーケルができるハズ!
まいみ
クマ
吉野海岸のシュノーケル情報
吉野海岸のシュノーケル情報として
をまとめました。
サンゴの状態や見られる魚
吉野海岸の海の中は砂地が少なく、サンゴがギュッと密集している印象です。
インリーフは、サンゴで全ておおわれているといっても過言ではないほど。
干潮の時の写真を見るとサンゴ礁が水面に顔を出すので、その多さがよくわかります。

干潮時の吉野海岸
インリーフとは、波打ち際からアウトリーフまでの内海のこと。アウトリーフとは、サンゴ礁の外側の外洋のこと。
吉野海岸の場合、インリーフは穏やかでも、アウトリーフまで行ってしまうと潮の流れが強く水深も深いので危険です。
シュノーケルをするときはインリーフから出ないようにしましょう。
吉野海岸で見ることのできる魚は、体長5cmほどの小さな魚から、体長20cmほどの大きめの魚までさまざま。
大人の太もも~腰くらいの深さでも、たくさんの魚を観察することができました。
今回はウミガメに会うことはできませんでしたが、ウミガメに会える確率が高いのは、下の写真のマルをつけたあたりです。
パラソルでわかりにくいかもですが、海に向かって右の方。

シュノーケリング中の注意点
吉野海岸でシュノーケルをするときに注意したいのは以下の2点です。
- 行くなら満潮の時間に
- 海の中の危険な生物
行くなら満潮の時間に
吉野海岸でシュノーケルをする場合、満潮または満潮前後の時間がベスト。
水深が浅いところでもサンゴが密集しているので、干潮の時に海に入ると、サンゴに体やフィンがあたってしまいます。
サンゴに当たってしまうと、自分がケガをしてしまうことはもちろん、サンゴにもダメージを与えて死なせてしまいます。

旅行の日程上どうしても干潮に行くことになってしまう場合もあると思いますが、その時は十分注意して泳ぐようにしてくださいね。
海の中の危険な生物
シュノーケル中には、危険な海の生き物に出会ってしまうことがあります。
今回、わたしが吉野海岸で見かけたのは「ゴマモンガラ」という魚。

左下の大きい魚が「ゴマモンガラ」
ゴマモンガラは、縄張りの意識が強いので、近づくと襲ってくることがあります。
サンゴや貝殻をかみ砕く強い歯をもっており、むやみに手を出すと、指を噛みちぎられてしまうことも。
もし見かけてしまったら、すぐに、そーっと逃げるようにしてくださいね。

吉野海岸の場所と行き方
吉野海岸は、宮古島の東側にある東向きのビーチです。
市街地からだと、車での所要時間は約35分。
上の地図のように、北方面から県道83号線を走ってきた場合、この看板の少し先の道を左折します。
左折してすぐ左側に有料駐車場、有料駐車場をすぎて坂を下りきったところに無料駐車場があります。
吉野海岸の駐車場と設備
吉野海岸の
についてです。
駐車場
夏のシーズン中、海に入って遊ぶ場合は、坂の上の有料駐車場に停めなければならないそう。
海に入らず見るだけの場合は、坂の下の無料駐車場にとめることができます。

吉野海岸の有料駐車場
駐車料金は1回500円。
この中に、トイレ・シャワー・更衣室の施設利用料と、海岸までの送迎バス代が含まれています。
無料駐車場は、10~13台ほどの狭いスペースです。
シーズン中でなければ、海に入る場合でも坂の下の無料駐車場に停めることができます。
坂は道幅がせまく、ヘアピンカーブになっているので、気をつけておりていってくださいね。
トイレ・シャワーなどの設備と送迎バス
有料駐車場の敷地内に、トイレ・シャワー・更衣室があります。
女性用トイレは1つで、このときはトイレットペーパーが切れていました。
流せるペーパーを持って行ったほうがいいかも!
更衣室の隣にあるのがレンタルショップです。
シュノーケルセットやライフジャケット、パラソルなどのレンタルがありました。
ただし、ここでレンタルしなくても海岸でレンタルすることもできます。
海岸にあるのも同じで、シュノーケルセットやパラソルとテーブル・イスのセットなどレンタル各種。
飲食は、おにぎり、カップラーメン、ドリンク数種類が売られていました。
海の家のようなタイプではなく、パラソルの下でクーラーボックスに入っている物を販売しています。

送迎バスはこんな感じ
このレンタルショップの前にとまっているのが、送迎バス。
一度海岸まで行ってしまっても、トイレやシャワーを使いたくなったら、何度でもバスで往復することができます。
送迎バスの出発時間に決まった時間はなく、お客さんが来たらその都度出発するシステム。
道はカーブが多く、バスの座席はベンチのような不安定なイスなので、しっかりつり革につかまるのがおすすめです(笑)。
バスに乗ってからは、約2分で海岸に到着します。

吉野海岸の入り口
吉野海岸のまとめ
「吉野海岸でのシュノーケルを楽しむために知っておくべき情報のすべて!」についてお伝えしました。
宮古島の吉野海岸は、透明度が高くサンゴがたくさんあるので、シュノーケルにおすすめのポイントです。
ただし、危険な生物がいたり、干潮時にはサンゴが体に当たってしまいそうになったりするので、注意が必要。
シュノーケルグッズやパラソルなどのレンタル用品は持って行かなくても大丈夫ですが、飲み物や食べ物は必要に応じて持って行ったほうがよさそうです。
それでは、吉野海岸でのシュノーケルを楽しんできてくださいね♪