このページでは、dicapac(ディカパック)を使った感想をまとめています。
dicapac(ディカパック)とは、デジタルカメラやスマートフォンの防水ケース。
防水ではないデジカメやスマホでも、このケースに入れるだけで水中で使えるという優れモノです。
でも
- 本当の水中カメラに比べたら画像が悪く写るのでは?
- 防水性は本当に大丈夫?
など、買う前に知っておきたいこともありますよね。
そこで今回は、実際にdicapacを買って使ってみたレビューをしたいと思います。
マイミ
クマ
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dicapac(ディカパック)で撮れた写真
dicapacのデジタルカメラ用の種類は、カメラの大きさに合わせて4種類あります。
その中で今回購入した種類は「D5B」。
中に入れるカメラはSONYの「RX100MⅡ」です。
左がdicapacに入れずに撮った写真、右がdicapacに入れて撮った写真です。
dicapac未使用
dicapac使用
ボヤけたり、ピントが合いにくいといったことは一切ありませんでした。
dicapacのレンズ部分は工夫されていて、透過性の高いものが使われています。
デジタルカメラの設定をいじらなくても、普段写真を撮るときのようにシャッターを押すだけでキレイな写真が撮れるのでカンタン♪
dicapacで撮った水中写真
上の写真は、まさにこの時に撮った写真です。
dicapac(ディカパック)の使用感
良かったところと、イマイチだったところに分けてお伝えしていきますね。
dicapacの良かったところ
- シャッターが押しやすい
- 水に浮く
- 10m防水
透明のビニール部分は柔らかく、力を入れなくても、シャッターボタンをラクに押すことができます。
上の写真を見てもらうとわかるように、カメラを入れると自然と空気も入ります。
この空気が浮力になって、dicapacは水に浮くんです。
万が一、水中で手を放してしまったり、ストラップが外れたりした時も安心!
dicapacを閉じるときは、「ジッパーを閉じる折り曲げてマジックテープでとめる最後に大きいマジックテープでとめる」の3段階。
こんなにカンタンで大丈夫?!と思ってしまいましたが、説明書によると
1.0気圧(水深10m相当)の常温水道水に静かに沈め30分放置しても浸水せず。
という試験結果がのっていました。
わたしが試したのは、水深2~3mまで持っていき、海に入ってから上がるまで1時間ほど海水につけたままの状態。
それでも中はまったく水が入っていませんでした♪
説明書には「本製品は30分までの防水試験を実施しており、長時間の水中使用を保証するものではありません。」という注意書きがあります。
わたしの実験結果はご参考までに。
dicapacのイマイチだったところ
- 押せないボタンがある
- 本格的なシュノーケリングには不向き
カメラの種類によっては、ズームボタンまで届かないことも。
SONYのRX100MⅡのズームボタンはカメラの前側にあり、dicapacのレンズ部分が邪魔をして届きませんでした。
また、シュノーケリングで本格的にもぐりたい場合には、dicapacは不向き。
先ほどの良かったポイント「浮力がある」と矛盾してしまいますが、その浮力がジャマをして、手に持ったまま深くもぐろうとするのは難しいことがわかりました。
マイミ
クマ
マイミ
以上のことから、水際やプールでの水遊びや、水面でのシュノーケリング程度であれば、防水性・安全性ともに満足できる使い心地でした。
dicapac(ディカパック)D5Bの付属品と外観
セットになっているものは、
- dicapac本体
- 乾燥剤
- ストラップ
- 説明書
の4点です。
dicapac「D5B」の大きさは横14.3cm×縦12.5cm。
そして最大の特徴は、レンズ部分が平ではなく、形づくられているところ。
ズームしたときにレンズが飛び出るカメラでも、中におさまる作りになっています。
D5Bだと、レンズ部分の長さは4.4㎝です。
SONYのRX100シリーズだと、dicapacに対してカメラが少し小さめ。
よって、傾けると、カメラのレンズの位置が、dicapacのレンズの位置とずれてしまうことも。
カメラの電源を入れるとレンズが出てくる機種なので、レンズが出ているときはしっくりハマります。
dicapac(ディカパック)のレビューまとめ
「dicapac(ディカパック)はいつものデジカメが水中カメラになる便利グッズ!」をお伝えしました。
dicapacは、防水ではないカメラやスマートフォンでも、手軽に水中で写真が撮れるようになる防水ケースです。
カメラの種類によっては使えないボタンがでてくるものの、陸上と同じクオリティの水中写真が手軽にとれる便利グッズ。
深くもぐるときには不向きな面もありますが、水際、プール、ちょっとしたシュノーケルにはぴったりの防水ケースでした♪
デジタルカメラ用のdicapacの種類は、大きさによって4種類あるので、あなたのカメラにぴったりのdicapacを見つけてみてくださいね!