このページでは、ヨガインストラクターに向いてる人の絶対必要な3つの特徴と、勉強しながら身につけていくべき7つの特徴をまとめています。
しんどいと感じた現役インストラクターさんの経験も書いているので参考にしてくださいね!
人気の職業の1つ、ヨガインストラクター。
好きな先生がいて憧れていたり、SNSなどを見たりして、ヨガインストラクターになってみたいと思うこともありますよね。
とは言っても、好きなことは仕事にしない方がいい、趣味を仕事にしない方がいいなんて聞いて、
- ヨガインストラクターになりたいと思ってるんだけど、わたしは向いてる?
- 憧れの職業ではあるけど、しんどいことってないのかな?
など、不安も出てくるのではないでしょうか。
そこでこのページでは、ヨガインストラクターに向いてる人の特徴を、全部で10個あげてみました。
- たくさんのインストラクターさんと仕事をして、上手くいっている人とそうでない人の違いを見てきた
- 実際にレッスンを開催している
- レッスン以外でも仕事としてヨガに携わっている
経験をもとに、わたし自身も意識していることをまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。
ヨガインストラクターに向いてる人の特徴【絶対必要な3ヶ条】
ヨガインストラクターに向いてる人の特徴として、絶対に欠かせないのが
の3つです。
ヨガが好き
1番大切な特徴は、ヨガが好きなことです。
ヨガに関わる仕事を続けられるのは、ヨガが好きという気持ちがあってこそ。
好きな気持ちは学びたい思いにつながり、スキルも知識も自然に成長していきます。
好きこそものの上手なれ!
ヨガが好きかどうかわからない人は、まずはヨガを続けてみてください。
人に教えたくなるくらい、好きな部分に気づくかもしれません。
興味があるものに対して学び続けられる
ヨガインストラクターに向いてる人の特徴の3つめは、興味があるものに対して学び続けられる人です。
4000年以上の歴史があるヨガは、数ヶ月・数年の勉強で理解しきれないのが、逆に楽しいところ。
つまり、「ここまで学んだら終わり」というものではないのがヨガなんです。
なので、ヨガインストラクターも「資格をとったら終わり」という職業ではありません。
その後も、ヨガの教えに沿う生活を心がけたり練習を積み重ねたりと、自分を成長させ続けるのが大切です。
自分を成長させることが、ステキなレッスンを提供する秘訣!
とは言え、今現在、ヨガに対して学び続けたいと思えるかわからなくても大丈夫。
今までに何か、好きなこと・興味があることをもっと知りたいと思った経験がある人なら、ヨガに対してもそう思える日が近いはずです。
誠実で謙虚
誠実で謙虚なことも、大切な特徴です。
ヨガインストラクターは「先生」と呼ばれる職業ですが、偉いわけではありません。
レッスンができる環境と、受けてくれる生徒さんがいるからこそ成り立つ職業。
生徒さんから学ぶことも多いよ!
「自分自身が学び続けて、成長できたことや、身につけてよかったことを共有する」。
そんな気持ちでレッスンをしているインストラクターには、慕ってくれる生徒さんがたくさんできます。
もちろんヨガに限ったことではないですが、誠実で謙虚な姿勢は、ヨガインストラクターに向いてる人の大切な特徴です。
目次に戻るヨガインストラクターに向いてる人の特徴【少しずつ身につけること7つ】
ヨガインストラクターに向いている人は、以下の7つを身につけられるよう努力できる人です。
現時点で当てはまれば、ヨガインストラクターに向いてると言えますが、今は当てはまらなくても大丈夫。
ヨガの勉強をしたり、インストラクターとして活動したりしながら、身につけていきたい特徴です。
ヨガの良さを広めたいと思っている
ヨガの良さを広めたいと思うなら、ヨガインストラクターに向いています。
趣味としてヨガを続けるのか、ヨガインストラクターになるのかの違いの1つは、その良さを広めたいかどうかです。
インストラクターやスタジオによって差はありますが、わたしの場合は
- 今の悩みを解決するのに、ヨガの教えがどのように役に立つか
- 体や心の不調には、どんなポーズや呼吸が効くのか
- 自分の経験談
をレッスンで伝えます。
つまり「ヨガで解決・改善して、お互いに幸せな毎日を送りましょう、一緒に毎日を楽しみましょう」というメッセージを伝えているつもりです。
言葉で伝えるわけじゃないけど、そんな気持ちでやってるよ!
とは言え、ヨガを始めたばかりの頃は、良さを広めたいとは思っていませんでした。
ヨガを続ける中で「自分の中で消化するだけではなくて、必要としている人がいたら届けてみたい」と感じたのが始まり。
もし今はヨガの良さを広めたいと思っていなくても、勉強を続けていると、そう感じるときが来ます。
人の役に立ちたい想いがある
人の役に立ちたい想いがある人はヨガインストラクターに向いています。
ヨガの良さを広めるにしても、自分の考えを一方的に伝えるだけでは意味がありません。
役に立ちたい想いはどんな職業にも必要な特徴ですが、生徒さんが「来てよかった」と思ってくれるには、
- 自分がどうあるべきか
- レッスンではどんな工夫をするか
を、常に考えておきたいところです。
もちろん、最初から役に立つためばかりを気にしていたわけではなく、まずは自分が心身ともに良い状態でいるのも大切。
そのうえで、「生徒さんの役に立てたかな」と感じるときは、やはり嬉しいものです。
心の面にも関心を持てる
心の面にも関心を持てる人がヨガインストラクターに向いています。
ヨガは、体を整えるだけではなく、心を安定させるのも目的の1つ。
心を安定させるために、ヨガ哲学や瞑想を勉強したり生徒さんに伝えたりします。
ポーズをメインで伝えればいいヨガスタジオも中にはありますが、哲学や瞑想などを知っていてこそ、伝えられるポーズがあります。
バックグラウンドとして勉強するべき!
ただし、最初から理解していたり得意だったりする必要はありません。
心の面にも関心を持ち、勉強や実践を続けるのが大切です。
人前に立ってわかりやすく伝えられる
ヨガインストラクターには、人前に立ってわかりやすく伝える技術が必要です。
1対1のマンツーマンレッスンでも、生徒さんが50人以上の多人数レッスンであっても、いかにわかりやすく伝えられるか・指導できるかが大切です。
仕事でプレゼンをする機会が多かったり、接客業の経験があったりすると、得意な人もいるかもしれません。
ただ最初は、慣れておらず緊張して上手く伝えられない人の方が多い印象です。
わたしも、めちゃめちゃ緊張してた!
練習して慣れるためにも、ヨガインストラクター養成校があります。
こればかりは練習と経験の量なので、ヨガスクールに通ったり友達に生徒さん役をしてもらったりしながら、身につけていくのがおすすめです。
体も心も整え続けられる
体・心の両方を自分で整え続けられる努力ができるのも、ヨガインストラクターに必要な特徴です。
生徒さんにヨガの良さを伝えるには、まずは自分が心身ともに健やかな状態なのが必須。
とは言え、インストラクターも人間なので、悩んだり体重が増減したりすることもあります。
そんなときは、体も心もヨガの教えを実践して、自分をいかに良い状態に戻し保てるかが大切です。
「性格の明るさ」とか「体型」じゃなくて、大切なのは「自分がいい状態でいる」こと!
デジタルツールをある程度使いこなせる
デジタルツールをある程度使いこなせるようになっておくのもおすすめです。
スタジオやジムに勤めるのであれば、指定されたツールを使って、仕事の報告・受付業務・代行レッスン登録を行うことも。
フリーランスやスタジオ開業を目指しているなら、インターネットやSNSを使った集客は必須です。
自分ではやらずに人に任せる場合もありますが、ある程度の知識を持っておくと、意思疎通がしやすくなります。
仕事として現実面も考えられる
ヨガが好きであればあるほど、ヨガインストラクターの良い面しか見えない場合もありますが、仕事としての現実面も知っておくのが大切です。
スタジオやジムに勤める場合は、事務作業・営業・スタジオ内の人間関係が問題として出てくるかもしれません。
フリーランスやスタジオ開業であれば、どんな需要があるのか・どの位の利益を目指しているのかなど、考えることはたくさん。
ヨガインストラクターだけではありませんが、憧れていた職業でも、大変だと感じる場面はたくさんあります。
大切なのは、大変だと感じる現実に直面したときに恐れたり我慢したりするのではなく、
- 目の前に来た壁は、成長するチャンスと思う
- どうやったら楽しく乗り越えられるかを考える
こと。
これもヨガの教えの1つ!
つまり、現実にきちんと向き合って、前向きに努力や改善を続ける。
でも、理想を求め、楽しむことも忘れない。
そんなヨガインストラクターが増えたらいいなと願っています。
目次に戻るヨガインストラクターはしんどい?!経験談を告白
ヨガインストラクターに向いてるかな、と自分で思ったとしても、リアルな現状を知りたい人も多いはず。
そこで、しんどいと思った経験を、ヨガインストラクター歴5年のsayakaさんにまとめてもらいました。
ここからは、わたしの経験を紹介しますね。
先輩の経験談を聞いておけば備えができる!
ヨガインストラクターデビューしたての頃に「しんどい」と感じたのは
の4つでした。
生徒さんがいなくてレッスンができない
しんどかった経験の1つめは、生徒さんがいなくてレッスンができなかったことです。
この時はオープンしたばかりの小さなスタジオだったということもあり、生徒さんが連続で1人もいないことも。
せっかく内容を考えて練習を重ねてたのに・・
当時は、モチベーションを保つのが大変でした。
ただ今考えれば、レッスン内容を考えた練習、モチベーションの保ち方はいい経験になったと感じています。
収入が不安定
業務委託でレッスンをしていた頃、生徒さんがいなくてレッスンができず、報酬がほぼなかったのもしんどかった経験です。
それでも自分の担当クラスである以上、その時間帯に他の仕事を入れるわけにもいかないんですよね。
スタジオや施設の都合で突然休講になることもあり、収入の不安定が気持ちの不安定にも繋がってしまっていました。
自分のためにヨガをする時間がない
自分のためにヨガをする時間がなくなってしまったのが「しんどい」と感じる時期がありました。
レッスンを増やしたり、指導方法を勉強したり、生徒さんのための時間を使いすぎてしまっていたんです。
決して無駄な時間ではありませんでしたが、自分が学びたくてもできない、受けたいレッスンを受けられないことにフラストレーションを感じていました。
常に頭が疲れてる状態でした・・
このときに改めて気づいたのが、ヨガ本来の良さ。
外側に向かっていた意識を内側へ向けて自分を大切にする、というヨガ本来の良さを、この出来事が思い出させてくれました。
イメージと現実のギャップ
イメージと現実のギャップが「しんどい」と感じることもあります。
とくにフリーランスで活動する場合、SNSの活用が集客に必要。
ヨガのことを発信していると、それを見た人にとって、わたしが充実しているように映ることがあります。
しかし実際には、生徒さんがいなくてレッスンができなかったり、仕事を掛け持ちしてで疲れきっているときもありました。
現在は、発信の内容をきちんと考え、現実離れしないように心がけています。
たくさんの経験談をありがとうございました!
一見ネガティブに感じることもいい経験でした!
これらの経験を乗り越えて、今どんな風に活躍してるか、別のページにまとめてくれてるよ。
ヨガインストラクターに向いてる人の特徴まとめ
「ヨガインストラクターに向いてる人の絶対必要な特徴3つと身につけたいこと7つ!」について書きました。
全部で10個の特徴を伝えましたが、最初に大切にしたいのは、ヨガが好きなこととインストラクターになりたいという気持ち。
途中で壁にぶつかったとしても、sayakaさんのように、ヨガインストラクターとして活躍し続けている人もいます。
わたし自身も完璧な人間ではありませんが、ヨガに関わる人に何らかの形で役立ち続けられるよう、成長中です。
一緒に、ヨガを楽しみましょう^^
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